不動産会社の相場の調べ方
前回、一般の方ができる相場の調べ方を紹介しました。不動産会社が相場を調べる際に利用するのが不動産流通機構の「レインズ(REINS)」です。
レインズ(REINS)とは
「レインズ(REINS)」とは、国土交通大臣から指定を受けた不動産流通機構が運営しているコンピューターネットワークシステムです。「Real Estate Information network System(不動産流通標準情報システム)」の頭文字を並べて名付けられてます。このシステムは簡単に言えば、不動産業者専門の不動産ポータルサイトのようなもので、一般の方は閲覧できない、不動産情報データベースです。レインズには売出し物件の価格などの詳細情報と、過去に成約にいたった事例も蓄積されています。レインズは不動産流通機構が「情報を公開して、不動産取引を円滑にする」目的でつくったもので、どの不動産会社もすべて同じデータを見ています。
なぜ不動産会社によって査定価格が違うのか
不動産会社は、このレインズを利用して、「いつ・いくらで・どんな物件が」取引されているのかを調べ、過去の事例と比較しながら査定額を算出しています。同じデータベースを使って売却査定をしているのに、査定額が違う理由は次の2つです。
・引用する事例が異なることがある
・査定に個人の主観が入る
このように、不動産会社によって査定価格に違いがでるため、参考値として使った事例や査定の根拠を複数社で比較されることをオススメします。査定価格は「その金額で売れる」ことを保証されたものではありません。大切なのはその金額を導きだした根拠です。その根拠の説明を聞き、提案力やコンサルティング能力など信頼できる不動産会社をを見極めましょう。