売却時にかかる費用/仲介手数料について
不動産の売却では一定の費用が発生します。仲介手数料や抵当権抹消関連費用、
このように不動産の売却には費用が発生しますが、
売却時にかかる主な費用
①仲介手数料
②抵当権抹消関連費用
③印紙税
④インスペクション費用(任意)
⑤測量費(土地の境界が明示できない場合のみ)
⑥税金(譲渡所得が発生する場合のみ)
①仲介手数料
不動産会社が売主と買主の間で仲介業務を行い、売買契約の成立に尽力することを仲介と呼びます。この仲介に対して支払われる報酬が仲介手数料です。仲介手数料は成功報酬の形式をとっており、手数料の支払いは売却が成立した時点で行われます。仲介手数料は以下の条件を満たす場合に発生します。
・不動産会社と依頼者との間で媒介契約が成立していること
・その契約に基づき不動産会社が行う媒介業務が存在すること
・その媒介業務により売買契約等が有効に成立すること
不動産会社に売却の依頼すると、仲介手数料が発生します。仲介手数料は宅地建物取引業法により、
取引額が200万円以下の場合は、取引額の5%が仲介手数料となります。取引額が200万円超から400万円以下の場合は、取引額の4%に加えて2万円が追加されます。取引額が400万円を超える場合は、取引額の3%に加えて6万円が追加されます。なお、これらの金額には別途消費税が加算されます。
例えば、2,000万円で売却した場合、仲介手数料の上限額は以下の通りとなります。
2,000万円 × 3% + 6万円 = 66万円(別途消費税が加算されます)
なお、2018年1月1日以降は、取引額が400万円以下の物件に関して、
以上が仲介手数料についての説明です。次回以降も、売却時にかかる費用について説明していきます。