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高く売りたい

売却のプロフェッショナル

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高い査定になりやすい物件とは

真鶴
査定によって算出される査定額=売却価格ではありません。不動産会社が査定した売り出し時の基準価格の様なものです。オーナー様としては出来る限り高い査定額にしたいものです。どの様な物件が高い査定になりやすいのか解説致します。

査定で評価されるポイント

周辺環境 買い物便や公共交通機関、学校、病院などの周辺環境が整っていると、査定アップのポイントになります。
陽当たり 南道路、南向けの角地、南向きのひな壇の土地など、陽当たりのよい物件は高評価となります。一日を通してどんな陽が入るのかポイントです。
土地の方位 土地が道路に接している方向によって評価額が変わります。一般的には北道路よりも南面道路のほうが高評価です。また左右・前後を建物に挟まれた土地よりも、角地が好まれます。しかし実際には、道路付けだけでなく道路面と土地との高低差、周辺の建物の状況に応じて、その限りでは無い事もあります。
土地の形 土地の形が、さお旗状だったり、細長かったり、変わった土地の場合、建物の設計に制限が生じます。設計の自由度や日照時間の関係から、長方形に区画された土地が高評価となります。
間口や幅員 家を建築する場合、前面道路は4メートル以上幅員がある道路に面していることが理想的です。クルマの出し入れなども考えると、5M~6M位の道路幅があると理想的です。建築基準法上、土地と前面道路の接道は2M以上なければ建築が出来ません。接道幅は広い方が高評価になります。
物件の状態 土地の売却の場合、その土地に建物があるのかで評価額が変わります。何も建っていない更地を売却する場合でも不要な物や廃棄物が残っていると評価が下がってしまいます。また、土地の上に、築年数の古い家や物置などが設置されたままだと撤去費用が必要となるので、購入者にとって費用負担が発生しますので評価が下がる事もあります。
周辺の開発計画や社会的な状況 社会的に増税が予定されているなど、社会的な要因が販売価格に影響することがあります。購入を急ぐ買い手が増えると、より高い価格で取引が行われるようになります。また、新駅予定、道路計画、再開発などの将来の予定でも状況に応じては査定額がプラスになる事もあります。

査定価格をアップさせるには?

不動産の査定では、売り主様の心がけによっては、査定評価をアップさせることも可能です。不動産取引では大きな金額が動くため、査定評価によっては何十万円といった差がついてしまいます。お客様の理想とする価格で売却できる為にお客様自身で出来るポイントをご紹介します。

売却したい物件の物件の状態が重要です

物件を内覧しに来た買い手に対して、部屋に入った時の印象が悪ければ査定はもちろん売却金額も低くなってしまいます
買い手に「多少高くても購入したい」と思って貰える様に、オーナー様は何よりも物件の状態を整えておくことが重要です。

生活臭やペット臭 住み慣れている住民にとっては臭いは気づきにくい点です。他人が不快に感じられる臭いがあると、評価や印象が下がってしまいます。まずは日常の清掃をしっかり行いましょう。場合によっては業者に依頼するのも手です。
水回りの美しさ 特にトイレやキッチン、お風呂などの水回りはきれいにしておきましょう。汚れていると不潔に思われて、査定額にも売却にも響いてしまいます。水垢やカビ汚れなどを除去し、清潔な状態にしておくことが大切です。
インテリア 購入希望者が購入後のイメージを持ちやすいように、インテリアを置いた状態にしておくとよいでしょう。「今すぐにでも引っ越してきたい」と購入者に思わせるのがコツです。

査定だけじゃなく売り方も重要

一般的には査定が低くなってしまうような条件でも、考え方次第で買い手の目に魅力的に映ることがあります。

たとえば北側が道路に面している土地の場合、南道路面により評価は下がってしまいますが、反面、北側には居室がなければ道路から見える事がなく、プライバシー面でも有利と感じる方もいらしゃいます。また、新たに建築する人にとっては南側にプライバシーを確保した庭を配置することができます。
建物設計の際に、吹き抜けや天窓を設置することで、明るさを補うことも可能です。

また、傾斜地に建っている家の場合も査定は低くなりがちです。次に購入される方が建築する際に、基礎工事が割高となってしまうからです。
ただし、設計次第で眺望がよく陽当たりのよい家を実現できるとも言えます。

このように一般的に査定が低くなってしまうような土地に建設された家でも、セールスのPRの仕方では魅力ある物件となる事もあります。
私たちは、どんな物件にも魅力あるポイントがあると思っています。どうやって新たな買い手に魅力を訴求するのか? 物件だけでなくエリアを熟知した私たちならではのノウハウで高く売れる事もあるのです。

最後に、重要なのは、査定にしろ売却にしろ、取引する相手は<人間>だということ。
売主の態度によっては、評価・売却に差が出てる事もあるでしょう。

いくらいい物件でも、売主の対応がよくないために、
見に来た買い手側に「物件は良いけどこの売主とは取引したくない」と思われてしまう事さえあります。

「この人の物件なら、この会社なら安心して取引できる」と各関係者に思ってもらえるように、誠実な態度で売却を行う事が重要です。