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不動産コラム

不動産会社の担当者の選び方②

前回に続き、不動産会社の担当者の資質を見分けるポイントをお話します。

①顧客の要望を聞かない

営業担当者の多くは「押しの強さ」があります。売主様を先導し、購入検討者様に購入の判断をして頂くためには必要な要素ですが、「顧客の要望を聞かない」担当者には要注意です。

担当者の役割は「お客様の悩みを解決する」お手伝いをすることが仕事です。
お客さんの話をしっかり聞くことで、お客様の置かれている背景や状況、希望や考えなどをしっかり把握しておかないと後々のトラブルの原因になります。

担当者に求められることは、まず「話をしっかり聞く力」があるかどうかです。

②何でも「知っています」何でも「お任せ下さい」は危険

不動産は個別性の高いものであるので、必要とされる知識は多岐にわたります。ベテランの担当者であっても、全ての領域を網羅することは不可能です。

査定の際にいろいろな話をする中で、その時に担当者の方がわからないことがあったとき「知らない」とはっきりいってくれる担当者なら合格です。
もう一ついえば、「わからないので、調べてから回答します」というのが正解です。

注意が必要なのは「知らない」ではなく「知ったかぶる」担当者です。また、こちらが不安なこと、わからないことを聞いたときに「大丈夫です。任せてください」と、説明もなく安請負いする担当者もお勧めしません。

「即答」=「優秀な担当者」ではありません。

知ったかぶりや確証もなく安請け合いしたりするのではなく、できないものはできないと言い、分からないことは後日正確な回答をしてくれる「素直さ」は担当者の大事な資質の一つです。

自宅を売りに出せば、知識や経験のない一般の売主さんはいろいろな不安を感じたり、心配をしたりします。それは当然であり、だから不動産会社が仕事として成り立っているのです。

そしてこの不安や心配は、不動産のプロからすれば小さな問題であることが多いのですが、売主様にとっては「お客さんのこの小さな悩みを一緒に解決したい!」という気持ちのある担当者に売却を依頼したいと思うものです。小さな悩みを解決できない不動産会社が、大きな悩みは解決できません。

きちんと売主様の気持ちを察してくれる担当者とお付き合いしましょう。

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